「養 生 の す す め」

 一に養生、二に養生、三、四が医療で五にまた養生。
 養生で二十年、医療で十年、寿命を延ばして生涯イキイキ天寿まで。
 養生は自分のカラダをよく知って、適度な運動、腹八分、ぐっすり眠って、さわやかな朝。
 家庭の健康、職場の健康、目指しつつ、自分のココロを自分で知って、みんなのココロと調和する。
 ひとの健康は心と体と気の調和。
 人間の健康は社会の健康、自然の健康すなわち地球の健康の中にある
 今日のイノチに感謝して、いつもニコニコ明日への希望。
  成人病予防へ養生のすすめ
                                        内科医  納  利 一  56歳
 「成人病」を「生活習慣病」に、厚生省が名称を変更する。がんや心臓病、糖尿病などの成人病は、食事、
運動、喫煙といった生活習慣と深く関連しており、子供のときからの健康づくりが、予防につながるという考
えからである。
 小学校時代からの同級生の一人が、心臓病で亡くなった。。五十二歳の若さだった。そのとき、死もひと
ごとでないと実感した。お通夜の席で、病気や健康が話題になった。集まっていた旧友たちから、内科医と
しての意見を求められた。そのとき話したことを小文にまとめ「養生のすすめ」と題して、診療所のロビー
に掲示している。
                        1996年 平成8年9月30日 朝日新聞 「声」 より転載
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