| 家づくりと森づくりを |
| 内科医 納 利 一 (61才) |
| 戦争と平和について考えさせられる夏であった。二十世紀は世界的戦国時代で |
| あった、といえよう。二十一世紀は永続する地球的調和時代への最初の百年とな |
| ってほしいものである。 |
| 人類も地球の生物の一員だ 「この地球を生物をはぐくむ星として永続させたい」 |
| ー この人類共通の願いを実現していくにはどうしたらよいか。ー |
| 人の健康は心と体と気の調和。人間の健康は社会の健康、自然の健康すなわち |
| 地球の健康の中にある。 |
| 人の健康と安全と安心の核は「家」である。自然の健康のシンボルは川であり、 |
| 森である。それぞれの川の流域の住民が力を合わせ、家づくりと森づくりをして |
| いけば広い意味の健康への道が開けていくのではないか。 |
| 2001年 平成13年8月17日(金) 南日本新聞 「ひろば」 より転載 |
| むらまちづくり甲突川 |
| もりづくり甲突川 |
| いえづくり甲突川 |